ダイナマイツ戦 お疲れ様でした。
28-10という結果で勝利を収めた事は、素直にいい事として評価していいと思います。ただ、前半ピッチ外から見ていた感想を言いますと、正直イライラする時間が続きました。ピッチ上でやっていた先発メンバーも感じていたと思いますが、圧倒的にボールを支配し続けているのに、アタッキングタイムが短いし、ゴールラインに迫るも後一つが足りない。ダイナマイツの方が数少ない配球とチャンスをモノにして、スマートにトライを取っていたような印象を受けます。
今年のテーマ『激しく・強く』を、チームのみんなが練習の時からやってながらも、楽しく感じられるメニューを考えたらいかがでしょうか?ラグビーはタックル・ディフェンスのみでは勝てません。今までのゲームではFWが劣勢に立たされ、数少ない得点チャンスをモノにして、虎の子の数点を死守するという展開で、ディフェンスに関しては大幅に修正する箇所は少ないと思うのですが、今回のように数多くチャンスがあってもモノにできない。
僕は、いかにボール支配し続けるか、その支配の仕方を今一度確認し、それに沿ってゲームプランを立てる事が大事だと思います。
僕の居た伏見でもそうですが、公立ですので毎年いいチームができません。でも、チームカラーである『展開ラグビー』を、いかに全国制覇を狙える所までやっていくか、これは、V1(平尾誠二さん) V2(坪井一剛) 惜しくも敗れた準V(今村友基) V3(大島淳史)の時も、それぞれ同じ展開でも形は違いました。ただ 共通している事は 相手をトコトンまでに圧倒し、戦意喪失までに追い込む『回せ、回せと言う展開ラグビー』というゲームプランです。
チームテーマの『激しく・強く』これを皆が体で目で見て感じ、相手に伝わり戦意喪失させるところまで仕上げて行きましょう!!
後、結果を指摘するのでなく、『激しく・強く』やった結果がどうであれ『激しく・強く』やった事を褒めましょう!
結果論ばかりではチームは良くなりません。萎縮するばかりです。
これでは、本当に悔やまれる、勝てた試合が勝てない日が来てしまいます。明るく朗らかに、『激しく・強く』が、皆で楽しみながら『激しいなぁ、強いなぁ』と感じれたら、ゲームの際、相手も同じことを感じるのできっといい結果が付いてきます。
決勝トーナメントにいけるかどうかは、次の結果にかかっていますが、皆で準備していきましょう!!
(文・山中)
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