11月某日、仕事の関係で関東に滞在することがあり、時間を見つけて埼玉県狭山市をホームに活動している『セコムラガッツ』の練習を見に行ってきました。当日はあいにく天気でしたが、セコムの選手は雨など関係なく熱気あふれる練習をしていました。簡単ですが、練習を見ての感想を書きたいと思います。
まずグランドを覗いて感じたのは、練習中の緊張感です。試合さながらの熱気・緊張感を感じました。遠くで見ていた僕も緊張(?)してしまうような雰囲気を感じました。そして、コールはもちろん、ダミーを使ったコンタクトの『バシッ』という音が遠くに聞こえるほど激しい練習でした。トップチームでは普段の練習からこんな激しくやるのか!?などと思いながらこっそり見てました。
練習後半に、選手全員でグランドをいっぱいに使ったタッチフットをしていたのですが、動きの速さ・コールの多さはさすがでした。アタック側のコールだけでなく、DF側の「自分が誰を見たのか」、味方同士で「誰と見ろ!」といった声かけが多いと感じました。誰かが抜けた時のフォローのつき方や、裏に出てからの走るコース、その後のラインメイクなど、レベルの高いタッチフットは大変勉強になりました。
その後、全体練習は終わり、個々の練習やウエイトになりました。ある選手を見ていると、相手に当たった瞬間に素早くピボットを行う動きを、黙々と繰り返して練習していて、とても印象的でした。
セコムの選手を見て、とにかく感じたのは身体の大きさです。それも身長ではなく、『厚さ』です。とにかく厚い、特に胸板と太もも!(近くで見たらレスラーのような人もいました、、怖〜)。やはり日ごろの積み重ねが自然と身体を作りあげるんだろうなと感じました。
最後に、、レイカースでも取り入れたいと思ったことがありました。
練習後半、全員でタッチフットをしていたのですが、始める時にキックオフのような形で始めていました。試合開始キックオフの時のように、アタック側は散らばっていて、DF側がハイパンを蹴り込み、ハーフラインから追います。アタック側はそれをキャッチして攻めますが、パントをキャッチする人以外はラインメイク。DF側はチェイスしつつ、アタック側のラインメイクを見ながらDFラインを作る。といった感じです。
↑意味わかってもらえましたか?
(一言で言うと、タッチフットの始まりも、試合開始のようにキックから始めよう!ということです)
キックに対してのチェイス・対応があまり上手いとはいえないレイカースには、ちょうどいい練習だと思いました。
今回たまたま機会があり、トップチームの練習を見ることができましたが、とても刺激になり楽しかったです。試合はもちろんですが、練習も見れれば楽しいし学ぶことも多いと思います。またこのような機会があればと思いました。
(文・さとみ) |