去る９月４日、レイカース登山隊は日本の最高峰、富士山を極めるべく、過酷な旅に出発しました。
隊員はサト隊長、コイコイ隊員、私、女性隊員４名の計７人。名古屋からもう１人駆けつける予定でしたが、車の故障という不運に見舞われ参加できず。里見の八犬士は最初から７人しかおらず、これでは映画にできません。
夜中から降り続いた雨もなんとか止み、AM４：３０に五合目を出発。しばらく歩くと辺りが明るくなり始め、下界を見渡せるようになりました。もうすでに雲の上。この先のことを考えると、胃が痛くなりました。
休憩をとりながら、万里の長城のように遥か上まで続く登山道をひたすら歩き続け、やや小腹が空いてきた所で最初の食事。その時悲劇が！！私が下界のコンビニで買った『バニラアイス』を食べ忘れていて、袋の中はバニラまみれ。おにぎりとスニッカーズもバニラまみれ。・・バニラ・ツナマヨネーズのおにぎり、みなさんもお試しください。
経験豊富なサト隊長の指揮のもと、女性隊員達も弱音を吐く事なく登り続け、１２：００過ぎに山頂到着。頂上は天気が悪く、冬のような寒さと濃い霧、吹きつけるような風雨。私はつぶやきました『帰りたい、どこでもドアで・・・』。
天候が悪く、火口の周りを歩く『お鉢めぐり』はできませんでしたが、霧が晴れた瞬間に見えた火口内はまさに絶景でした。オーマイガッ！アンビリバボ（^o^）/！！
山頂を満喫し、いよいよ下山。途中の山小屋で缶ビールを買い、コイコイ隊員とグビグビ飲み干す。意気揚々と下山道を下っていると、岩に『御殿場』の文字が・・。我らが登り登り始めたのは富士吉田口。『道が違うっ・・！』途方にくれる７人。
かなりの時間と体力をロスし、正規のルートに戻る。溶岩石と砂利の混じった下り道で足は限界に近く、雨も激しさを増す。寒さでトイレも近くなり、頭の中で『トイレッ、トイレッ！』と掛け声を掛けながらひたすら下る。
女性隊員に先頭を歩かれながら、PM５：００五合目到着。『生きて帰って来れた・・。』
この登山で印象に残ったのは、バニラアイスと、コイコイ隊長の白く光るタンクトップ、そしてサト隊長の女性隊員に対する優しさでした。
勉強になりますっ！！ありがとーーっ！！ （終）
バニラ事件 |
寒くないのか？！ |
絵になる男 |
 みんなで登頂 |
ここでも人気者 |
くやしがるコイコイ |
山頂の火口でお約束
タイタニック
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斜面で乾杯 |
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